【皮から革になるまで】素敵な革製品になる前の工程を写真付きで紹介

皮から革を作る手順

一生物の革製品を作るなら、革からオーダーメイドで作ってみたい!

とお考えの方は、いらっしゃいますか?

「MICHELLE MAKES LEATHER」では、革製品を作るお手伝いをさせていただいておりますが、その際使用する革からオーダーメイドで作成することができます。

そこでこちらの記事では、革製品を革からオーダーメイドで作りたい人に向けて、革づくりの工程を写真や動画でわかりやすく紹介します!

大切な革製品がどのような工程で作られているかを知ることで、もっと愛着がわいてくるかもしれません。

ぜひ最後までご覧くださいね。

皮から革ができるまでの工程を詳しく紹介

早速、皮から革を作る工程を、写真をまじえて詳しく紹介していきます。

STEP
原皮塩漬け〜水洗い

原皮塩漬けは、皮から革を作る工程の最初のステップです。この工程は、皮を長期間保存できるようにし、腐敗を防ぐ目的があります。

皮の余分な脂肪などを取り除き、きれいに水洗いしたあと、大量の塩をまぶします。

そのまま数週間放置してしっかりと塩漬けしていき、塩漬けができたら水洗いをして塩分を取り除いたら完了です。

1枚目の画像が茶色の牛(ジャージー種)の皮で、こちらは黒い牛(ホルスタイン種)の皮を塩漬けする工程です。

こちらは、塩漬けに使用する機械です。
どのように使用するかわかると嬉しいと思いました。

STEP
背割り

牛や馬など、大きな動物の皮はそのままだと作業がしづらいため、背筋に沿って半分に切ります。こちらが「背割り」という作業です。

サイズの小さい皮の場合は、こちらの工程はしない場合もあります。

STEP
石灰漬け・脱毛

皮に石灰乳を浸漬させることで、不要な毛や脂肪を除去していく作業です。石灰乳に漬けることで、繊維がほぐれるので、やわらかな革に仕上がります。

STEP
なめし

次は、石灰漬けにした皮を植物タンニン溶解液に漬け込んでいきます。

植物タンニン溶解液に皮を漬け込むことで、タンパク質が反応して革へと変化します。

なめしには、数ヶ月を要することもある、大変な作業の1つです。

STEP
水絞り〜乾燥

なめしの工程が終わったら、余分な水分を絞ります。

染料や加脂剤を固着させる工程で、革の手触りや風合いに関わる重要な工程となります。

こちらは、水絞りをした後、革を乾燥させている工程です。

革を作る工程をさらにわかりやすく動画で紹介

上記では、写真付きで革づくりの工程をまとめましたが、よりわかりやすい動画も掲載します!

工程や使用している機械についてさらに詳しく知りたい人は、ぜひご覧ください。

製造工場:丸太産業

オーダーメイドの革で一生もののグッズを作りませんか?

こちらの記事では、オーダーメイドで革を作る方法について、写真付きの工程や動画で詳しく紹介しました。

自分の思い通りの革を使ったグッズは、一生の宝物になること間違いなしなので、ぜひ作ってみませんか?

ご興味のある方や、作ってみたい革製品がある方は、ぜひお気軽にお問合せをお待ちしております。

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